PAGEONE(鍛鉄・ロートアイアン)
鍛鉄で街に微笑を・・・

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 -鍛鉄放浪記-



上海2007.11鍛鉄放浪記

今春、上海・浦東の住宅に階段手摺・2階吹き抜けのフェンス・暖炉の依頼があり、作品も完成に近づいてきました。
取り付け位置の確認のため再び現地に行ってきました。


  
現在設置されているこの手摺を外し、工房で制作した手摺に変えます。
    
メイドの部屋を入れて16室すべてバス・トイレがあります。
この区画も周囲1kmをぐるりと高い塀で覆われています。
  
朝夕は大変な交通渋滞です。
  
高層の建物の足場も竹で組まれています。


今回の仕事は日本に10数年住んでいた画家の胡(ふ)さんの紹介で、
胡さんは建具や石の骨董を使い、消えつつある明朝時代の建物を現代風にアレンジした街づくりをやっています。
街の細かな計画は胡さんの友人でもある建築家の泉本さん(僕の30年来の友人)が担当。
上海・青浦に第一期(同じく泉本さん設計)の工事が終わり、これからホテルもある2期工事が始まります。
写真は「2005上海」参照してください。

この計画に出資をしてくださる投資家の張さんが、ご馳走してくれました。

フカヒレスープも美味。

自分で詰める肉まん?まるでアワビのような歯ごたえのキノコ。美味しかったです。
  

このスープが最高で、何倍もお変わりをしました。ダシの秘密はタツノオトシゴでした。



その胡さんも彼自身のアトリエを兼ねた、やはり明朝時代を髣髴とさせる建物を建築中です。
戸建のホテルも合わせて建築しています。


 

決して水はきれいではありませんが、目線に川を眺めるBARも作る予定です。場所は上海・金澤。
「鍛鉄のモノをいっぱい取り入れてほしい」「ここに鍛鉄工房も作ってほしい」と、頼んでいます。

  

実はもう一つ上海に用があり、陽子江を渡り南通に行ってきました。

対岸が見えません。約30分フェリーに乗ります。

南通の鍛鉄工房からの技術指導の要請があり、現地を見てきました。
   
帰りの飛行機を富士山が迎えてくれました。


灰谷健次郎さんを偲んで

 渡嘉敷島の灰谷邸では、色々な方にお会いした。灰谷さんの本の挿絵なども描かれた画家の坪谷玲子さん、
危険な戦場で数々の写真を撮って来られた石川文洋さん、
夜遅くまで勉強されていた衆議院議員の辻元清美さん、歌手で予備校講師の趙博さん、そして漁師の中井さん。
この方々から『生きること・自らの仕事と社会との関わりを考えさせられた』

2006.11.23

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鍛鉄放浪記 ブダペスト 2003 夏

 ハンガリー建国記念日に合わせて行われるフォークフェスティバルの会場は、世界遺産に登録されているブダペストの王宮通称ブダ城で、
国内外から驚くほどに人が訪れる。鍛鉄イベントはその中庭で開催された。
 2000年に続きゲストとして招待を受け、実際に鉄を叩くデモンストレーションとこの3年間のPAGEONEの作品を映写しながらの講演を行った。
東欧諸国の鍛鉄技術は高くハンガリーも例外ではない。
僕のデザインする鍛鉄はヨーロッパにはないユニークなものだが、「独学なので、いつも学ぶ姿勢・気持ちは忘れない」ことを伝えると、
彼らは必ずそれに応えてくれる。そして今回も道具のアイデアなど数多くの事を学んだ。
展覧会では3位と副賞の100ユーロ(きっと遠くから来ているのでおまけ)いただき、正直言って嬉しかった。
 16日から始まったお祭りも20日の建国記念日夜の花火大会でその幕を下ろす。翌日、会場撤去作業を終え、
この間ホームステイしているガボーさんの工房兼別荘のあるゾンベックに彼の家族と共に向かった。
前回訪れた時はまだ工事中の家は外壁塗りを残すだけでほぼ完成していた。しかし丘の上にあるために、
今もシャワーなどは地下に溜めた雨水を使い、麓の井戸からポリタンクで運んだ水が料理や食器の最終洗浄だ。
鉄人は毎朝ドナウ川を見ながら走ったが、この丘を早朝ランでは幾度となく鹿やウサギに出会った。乗馬も初めて経験。
Go! Stop! 簡単に出来たと思ったら、この馬が賢いのだと言われた。
「なるほど!」
 帰路の前にどうしても行きたい所があった。オランダとベルギーの国境に接する町アーヘン。
十数年前、ドイツ・スイスの鍛鉄工房を巡る旅をした際に伺い、短い時間だったが教えを受けたブレドール氏が昨年亡くなった。
3年前の夏アメリカ・アリゾナ大学でのイベントで会った時に、『痩せたな・・』と思ったがその時すでにガンを患っていたようである。
 96年、世界鍛鉄会議というものに初めて参加した僕は、プレゼンターの彼から金ボタンを授与された。大切な宝の一つだ。


清流のあまごはPAGEONEの作品

デモンストレーションで作ったとうもろこし。
30mm角の鉄1本で出来ている。

溶接など一切なしで一つの材料から作ってある。オーストリアのハンスさんの作品で1位。

僕のサングラスを付けマフィヤ?

会場のブダ城を鎖橋から見る。

ブダ城中庭。
デモンストレーションが始まると黒山の人だかり。
展覧会も野外で夜もそのまま、治安は良い。
ブレドールさんのお墓は墓石ではなく鉄を叩く時の金床『アンビル』。
墓参りの際に錆びさせない為にワックスを塗る。
1996年
ブレドール氏と西田 HEPHAISTOS誌より

日曜日にベルギーへ。ダウンタウンの中心部が蚤の市の会場になっており、4時間いたがすべてを見る事は出来なかった。
骨董の水平器と
1969年のロイヤルコペンハーゲンの絵皿を交渉の末30ユーロで買う。


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