鍛鉄って? |
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鍛鉄とは、鉄を叩いて形作る手法です。単に金属を叩いて形作る手法の鍛造と違い、 素材として『鉄』を使う場合『鍛鉄・ロートアイアン』と言っています。 溶けた金属を型に流し込んで作る鋳造のように、同じ物を幾つも作ることが出来ません。 ドイツではマイスター制度があり、この仕事において芸術性の高い作品を作る人を、 Kunst-Schmied(クンスト・シュミット)と呼ばれ尊敬されています。 クンストとは芸術、シュミットとは鍛冶屋という意味です。 日本の方々には、「寺社などを作る技術の宮大工さんのアーティスト鍛冶屋さん」と、言えば分かり易いでしょうか。 Ironwork(アイアンワーク) 働くという単語『work』に鍛えるという意味もあり,その時の過去分詞が『wrought』 鍛鉄・Wrought iron (ロートアイアン)は同語。しかし,日本で行っているのですから鍛鉄と言いたいです。 PAGE ONEはドイツ・スイスの鍛鉄工房との交流(1998年)を皮切りに、ほぼ毎年ヨーロッパ各国で行われる鍛鉄イベントへの参加や、 逆に各国のマイスターが来られ、技術交流を行う事で、世界でも第一線の技術力を持ち続ける工房です。 『鉄の女・サッチャー』などと言われるように、冷たさの代名詞の『鉄』を、 温かみのある、触れてみたくなる『鉄』の作品を、アイデアと技術で制作し続けています。 |
ようやく日本でも知られるようになった分野ですが、作品を通して多くの人に、
『鍛鉄』を知ってもらうことも使命だと思っています。
We wish Japanese to touch Ironwork also.
このページをご覧になったみなさんが、少しでも『鍛鉄工芸』というものを知り、
興味を持ってくだされば幸いです。